2017-11

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『世界の果ての通学路』

4月から公開されるドキュメンタリー『世界の果ての通学路』が気になっています。

夢のために、道なき道を学校に通う世界の少年少女がいる

あなたは信じられますか。
毎日往復30kmの通学路を、たった4時間で駈け抜ける兄妹がいることを。
見渡す限り人のいないパタゴニア平原を、馬に乗って通学する兄妹がいることを。

『世界の果ての通学路』は、
道なき道を何時間もかけて通学する子どもたちを追ったドキュメンタリーです。

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日本をはじめ、先進国では子どもが教育を受けることは義務であり権利とされている。
学校は徒歩圏内、もしくはスクールバスや公共交通機関で通える範囲に設置されているが、
本作に登場する4人の子どもたちの教育環境は正反対。
山奥の秘境の村や人口密度の低い草原に暮らすため近くに学校はなく、
通学するには、自分の足で何㎞も歩くしかないのだ。

どうして彼らはそんなに苦労してまで学校に行くのだろう?

別の大陸、違う言語、宗教、生活環境の中で暮らす4人の子どもたちは、真っ直ぐな瞳で同じ思いを語る。

「夢をかなえたいから」

下に続く


通学はサバイバル 夢のためなら通学は苦にならない

ジャクソン(11歳、ケニア) 片道15km・2時間
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ジャクソンはサムブル族の少年。まだ見たこともない飛行機のパイロットになって、世界を見るのが夢だ。
しっかり者の長男である彼は、毎日、6歳の妹のサロメを連れて、
象やキリン、シマウマといった野生動物が出没するサバンナを小走りで学校に通う。

ケニアでは毎年、4~5人の子供が象の襲撃に遭い犠牲になっていて、兄妹にとっても野生動物は
恐るべき存在なのだ。両親は幼いふたりが無事に学校に通えるよう、毎朝のお祈りを欠かさない。


カルロス(11歳、アルゼンチン) 片道18km・1時間30分

アンデス山脈の人里離れた牧場で暮らすカルロスは、6歳から馬に乗って学校に通う。
無題

今は5歳年下の妹のミカイラと一緒に、誰もいないパタゴニアの山々や美しい平原を通り、毎日学校に通う。
ふたりが乗る馬のキベリトとは大の仲良しだ。石ころだらけの崩れてかけた道を進めるのも、
変わりやすい山の天候をものともせずに通学できるのも、冷静沈静なキベリトがいるおかげなのだ。
故郷を愛するカルロスは、地元に貢献するために獣医を目指している。

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ザヒラ(12歳、モロッコ) 片道22km・4時間

3000m級の山が連なる、モロッコのアトラス山脈。中心部にあるイムリル谷近くの辺境の村に生まれた
ベルベル人のザヒラは、彼女は家族の中で初めて学校に行く世代だ。
字が読めない祖母や両親は、医師を目指す彼女がを全力で応援している。

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ザヒラが通うのは全寮制の学校「アスニの万人のための教育」だ。毎週月曜日の朝、夜明けに起床して、
友達のジネブやノウラと3人で22kmの道を歩き続ける。金曜日の夕方、3人の少女は同じ道を歩いて帰宅する。


サミュエル(13歳、インド) 片道4km・1時間15分

未熟児で生まれたサミュエルは足に障害があり、歩行不能だ。
そのため、サミュエルの通学にはふたりの弟が大活躍。急ごしらえのオンボロ車椅子に兄を乗せて、
えっちらおっちら引っ張っていくのだ。

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近道しようと川を渡れば車輪が砂にはまって立ち往生し、人通りの多い道で車輪が外れて動けなくなりと、
3人の毎朝はトラブルの連続だ。しかし、3人兄弟には困難も貧乏も笑い飛ばす強い絆がある。
同じような障害を持つ子供を助けるために、医師を目指すサミュエル。
今日も3人は兄弟ゲンカしながら、ペリヤパティナムの学校へ通っている。

夢のために、道なき道を学校に通う世界の少年少女がいる『世界の果ての通学路』


4人の決死のサバイバルを収めたのは、12年間もケニアのマサイ族の村に通い詰め、部族の伝説を映画化した
『マサイ』(2003)のパスカル・プリッソン監督。本作は監督がケニアで動物映画のロケハン中に、
マサイ戦士が2時間も走り続けて登校する場面に遭遇したことがきっかけだった。
世界には同じように苦労して学校に通う子どもがいるのではないかと考え、プリッソン監督は映画化を決意した。

そこで、監督とプロデューサーのバーセルミー・フォージェアは、
辺境の地から通学する子どもをキャスティングするために、ユネスコと教育関連の問題に取り組む国際組織
「aide-et-action(エデュ・エ・アクシオン)」へ協力を依頼。
世界中から60校のデータが寄せられ、プリッソン監督自身が学校へ赴き、4人をキャスティングした。

監督は、学ぶことで現状を変えられると信じている子供を選び、それぞれの家庭で10日間一緒に過ごしたという。
入念なロケハンと子どもたちと築いた信頼関係のおかげで、通学路での恐怖の瞬間や、感動的な場面を
いくつも撮影できたのだ。

どうして彼らはそんなに苦労してまで学校に行くのだろう?
別の大陸、違う言語、宗教、生活環境の中で暮らす4人の子どもたちは、真っ直ぐな瞳で同じ思いを語る。
「夢をかなえたいから」

世界の果ての通学路から、希望に満ちた地球の今と未来が見えてくる。

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2013年9月25日にフランスのディズニー・エンタテインメントが配給した本作は、
ドキュメンタリー作品としてはフランス全土200館と破格の扱いで公開に。現在、公開18週目に突入、
動員数は123万人を越えている。(2/4現在)2013年にフランスで公開されたドキュメンタリー作品では
第1位の成績に登り詰めたのだ。
8月にスイスで開催されたロカルノ国際映画祭で絶賛された本作が、日本でついに公開される。

『世界の果ての通学路』
2014年4月、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開

原題:'Sur le chemin de l'ecole'
 
監督 パスカル・プリッソン
字幕翻訳:チオキ真理 G
製作協力:OCS / フランス5 / ユネスコ / エイド・エ・アクション
 
提供:キノフィルムズ / KADOKAWA
配給:キノフィルムズ
 
(C)2013 - Winds - Ymagis - Herodiade


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